2014年1月29日水曜日

【おしらせ】2/22 オープン教育研究所セミナー「ICT×アクティブラーニング:教育現場の挑戦」開催!

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※告知 (2/21)
プログラムが若干変更となりました。また、セミナー後にコクヨショールームの見学ツアーを入れさせて頂きました。ご都合のつく方は奮ってご参加下さい。

※告知 (2/12)
定員に達しましたので募集を締め切らさせて頂きました。多数のご応募をありがとうございました!
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2月22日(土)に、ICTとアクティブラーニングの融合をテーマとしたセミナーを開くことになりました。
近畿大附属高校における反転授業の実践や、西武台新座中学校における1人1台のiPadを導入したアクティブラーニング教室での取り組みなど、教育へのICT活用や能動的な学習に関する最新事例を取り上げます。ご興味をお持ちの方、ぜひご参加頂けますと幸いです。

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オープン教育研究所セミナー
「ICT×アクティブラーニング:教育現場の挑戦」
2014年2月22日 コクヨ株式会社 東京ショールーム
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従来の講義形式の授業に代わり、グループ活動やメディア制作、問題解決学習などを取り入れた能動的な学習「アクティブラーニング」が注目されています。すでに多くの学校や大学でアクティブラーニングが導入されており、近年ではタブレットPCなど様々なICT(情報通信技術)を取り入れたアクティブラーニングも広まっています。

その中には「反転授業」のような、授業と宿題の役割を入れ替え、授業外で講義ビデオなどを使って学び、授業では学んだ知識の確認やディスカッションを行なう授業形態のような、ICTとアクティブラーニングの双方の特徴を生かした学習形態も見られます。また、生徒が1人1台の情報端末を持ち学習に用いることで、アクティブラーニングの効果を向上させる授業実践も行なわれています。

しかし、ICTとアクティブラーニングを組み合わせた学習環境に世間の注目が集まる一方で、このような授業がいかに取り組まれ、どのような効果や課題を生んでいるのか、その「実際」はまだ十分に語られていません。また、このような学習環境を教育現場に導入するにあたって、どのような教室空間や学習方法の「支援」が必要となるのか、その知恵やノウハウも十分に浸透していないのが現状です。

本セミナーではこのような問題意識から、「ICT×アクティブラーニング」の実践が教育現場により広まることを狙い、最先端の教育実践に取り組む事例から学びます。ビデオ教材を取り入れた反転授業の実践や1人1台の情報端末を導入したアクティブラーニングの事例から、未来の学びに向けた取り組み、可能性と課題について議論します。

参加を希望される方は、以下フォームよりご登録をお願い致します。定員に達し次第締切とさせて頂きます。


■日時
2014年2月22日(土) 14:00-17:00
開場は13:30から

■会場
コクヨ株式会社 東京ショールーム
東京都港区港南1丁目8番35号
http://www.kokuyo.co.jp/com/showroom/tokyo-sr/access/

■プログラム(敬称略)
14:00-14:15
趣旨説明「ICT×アクティブラーニングの可能性」
重田勝介(一般社団法人オープン教育研究所代表理事・北海道大学准教授)
 
14:15-15:00
講演「近畿大学附属高校における反転授業の実践」
中西洋介・芝池宗克(近畿大学附属高等学校教諭)

15:00-15:10
休憩

15:10-15:30
講演「西武台新座中学校におけるアクティブラーニング支援」
中澤明子(東京大学教養教育高度化機構特任助教)

15:30-15:50
講演「西武台新座中学校におけるICT活用教育」 
河野芳人(西武台新座中学校・高等学校教諭)

15:50-16:10
講演「アクティブラーニングのための学習環境整備」
コクヨファニチャー株式会社

16:10-16:30
休憩

16:30-17:00
パネルディスカッション・質疑応答

17:00-17:30
コクヨショールーム見学

■参加費
無料

■定員
50名
(定員になり次第締め切ります。お早めにお申し込みください)

■情報交換会
セミナー終了後会場内において行います
17:30-19:00 会費3000円

■主催
一般社団法人オープン教育研究所

■協力ならびに会場提供
コクヨファニチャー株式会社

■セミナーに関するお問い合わせ
以下宛にメールを頂けますと幸いです。
info@opened-lab.jp

2014年1月24日金曜日

【注目ニュース】高校生向けMOOC / OER教科書ベンチャーと出版社の和解 / デファクトになりつつあるedX

・edXが高校生向け大学教育コースをMOOCで提供

MOOCコンソーシアムのedXが、Davidson CollegeのMOOCで高校生向けの大学教育プログラム(AP: Advanced Placement)を提供する。AP試験を提供する組織College Boardと協同しながら、Charlotte-Mecklenburg高校でMOOCを使ったブレンド型学習を実施する。

edXは、受講者の5%が高校生であることを踏まえると、edXが高校生向けの教育プログラムを提供することは自然であり、この取り組みがオンライン教育と教室における、思慮深いスケーラブルなイノベーションの一歩になりうると発表している。

既に大学ではMOOCを使ったブレンド型学習が定着し始めている。MOOCが大学の教育コンテンツを提供する手段として、さまざまな領域で多用されるようになるかもしれない。

EdX Working with College Board and Davidson College to Develop Online AP Modules | edX https://www.edx.org/blog/edx-working-college-board-davidson

・オープン教材(OER)を使った教科書を提供する企業と出版社が和解

オープンな教材(OER)を使いデジタル教科書を提供するスタートアップ企業Boundless Learningと、Pearson Educationら3社の出版社との訴訟が和解した。

この訴訟では、Boundless Learningが提供する無料のデジタル教科書が、出版社が販売する教科書を不正に使い著作権を侵害しているとして争われていた。

和解内容は秘密とされているが、Boundless Learning社はこれからもOERを使った事業を継続することのことである。同社は和解に先立ち、"Boundless Teaching Platform"というデジタル教科書を組み入れた学習管理プラットフォームをリリースしていた。

Marching Forward: Boundless Settles Lawsuit with Traditional Publishers, Continues to Change Education | Boundless Blog
http://blog.boundless.com/2013/12/marching-forward-boundless-settles-lawsuit-traditional-publishers-continues-change-education/

・MOOCプラットフォームのデファクトスタンダードになりつつあるedX

大学や個人がMOOCを公開するにあたって、教材をアップロードしMOOCとして供するシステム(いわゆる「プラットフォーム」)に何を使うかは悩ましい問題である。オープンソースLMSのMoodleを使ってもよいし、Blackboardの提供するCoursesiteでもよい。思い切ってCourseraやedXと契約を取り交わすという選択肢もある(色よい返事が貰えるかは別問題だが)。

そのような中、有力な選択肢となるのがedX Codeである。edX CodeはMOOCコンソーシアムのedXが開発し、オープンソースで公開しているMOOCプラットフォーム用ソフトウェアである。ここ最近、世界中の様々な大学や組織がedX codeを使ってMOOCのポータルサイトを立ち上げている。それぞれのサイトを比較すると、デザインの型が似ていて面白い。edX Codeに用意されたcssなどテンプレートをカスタマイズしていることが理由らしい。

edX Codeは今後、Googleやスタンフォード大の支援も得ながら「Open edX」の名称で開発が続くと言われている。現時点では他にこのようなソフトウェアがないことから、今後しばらくはedX CodeがMOOCプラットフォームのデファクトスタンダード(事実上の標準)になるかもしれない。

学堂在线(中国の大学連合によるMOOC)
https://www.xuetangx.com/

rwaq(サウジアラビアの教育ベンチャーによるMOOC)
http://www.rwaq.org/