2012年1月31日火曜日

【解説】新しいiBooksとiTunes Uがもたらすもの(2)


私の個人ブログに、iBooksとiTunes Uの発表を受けた解説記事を掲載しましたので、紹介させて頂きます。
第2回として、両者がもたらす効果と、大学にとっての課題について考えました。

The Shigeta Way: 【解説】新しいiBooksとiTunes Uがもたらすもの(2)
http://shige.jamsquare.org/2012/01/ibooksitunes-u2.html

2012年1月27日金曜日

スティーブ・ジョブズが語る未来の学び

NeXTにいたころのスティーブ・ジョブズが、未来の学びについて語る貴重な映像。

各地の図書館を議会図書館とネットワークでつないでデジタル化した資料を共有すること、ピンポンゲームを例にゲームから原理を学ばせる教育をすること、シミュレーションで過去の歴史的状況を再現することなど、時代の先を見越した提案を繰り広げている。

ジョブズの考える未来の学習とは ≪ maclalala2 -
http://maclalala2.wordpress.com/2012/01/04/%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%96%e3%82%ba%e3%81%ae%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e3%81%ae%e5%ad%a6%e7%bf%92%e3%81%a8%e3%81%af/



ビデオの冒頭でスティーブと話しているのは、なんとスチュワート・ブランド!
ご存知のとおり、彼は1960年代から「Whole Earth Catalog」などを出版し、カウンターカルチャーの旗手として活躍してきた。二人の楽しそうな表情が印象的だ。

ステュワート・ブランドの活躍について興味のある方は、以下書籍を参考にされたい。米国の内在原理を理解する上でも、大変参考となる一冊である。

Amazon.co.jp: ウェブ×ソーシャル×アメリカ <全球時代>の構想力 (講談社現代新書): 池田 純一: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4062880938/

2012年1月26日木曜日

英国のICT教育カリキュラムが刷新、プログラミングを重視

英国の教育大臣がICT教育のカリキュラムの刷新を発表した。ワードやエクセルの使い方を教えるような既存のカリキュラムでは、現代社会で求められる能力を身につけられず、子どもも退屈する。11才で2Dアニメーション描画、高校で携帯向けアプリ制作などプログラミングを学ぶなど、時代に合わせたカリキュラムに変更する。

新しいカリキュラムで必要となる教材は無償でWeb上で公開され、既存のカリキュラムの内容も、参考資料としてWeb上で閲覧できる。

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School ICT Lessons To Be Scrapped, Says Michael Gove
http://www.huffingtonpost.co.uk/2012/01/11/ict-lessons-to-be-scrapped_n_1198492.html?1326274546&ref=uk-universities-education

2012年1月24日火曜日

米国においてカレッジに対する補助金が減少

全米の調査で、州からカレッジへの補助金が2011年から2012年にかけて、平均7.6%低下したとの調査結果。落ち込みの大きな要因として、連邦政府経由の補助金の期限が満了したことが考えられる。

リンク先に州ごとの比較図がある。西部と一部の南部において落ち込みが大きいことがわかる。

State Support For Higher Education Falls 7.6% in 2012 Fiscal Year - Government - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/article-content/130414/

フィンランドの学校が注目に値する6つの理由


PISA調査でも良好な結果を示しているフィンランドの教育が、米国でも注目されている。
フィンランドの教育関係者への聞き取りから、フィンランドの学校の特徴を6つあげている。

  • 公立学校がない
  • 学校管理者も授業を持つ
  • テスト結果を重視しない
  • 教師が尊敬される専門職である
  • 社会が教師を信頼している
  • 移民の生徒を手厚く支援している

加えて米国と比較して、教育に対して競争ではなく、協力や共有を重視する考え方を国全体で持っていることを、違いとして指摘している。


What’s So Great About Schools in Finland? | MindShift
http://mindshift.kqed.org/2012/01/whats-so-great-about-schools-in-finland/

2012年1月22日日曜日

【解説】新しいiBooksとiTunes Uがもたらすもの(1)

私の個人ブログに、iBooksとiTunes Uの発表を受けた解説記事を掲載しましたので、紹介させて頂きます。
2回に分け、第一回として、教師や生徒、学校と大学に与える効果について考えました。

The Shigeta Way: 【解説】新しいiBooksとiTunes Uがもたらすもの(1)
http://shige.jamsquare.org/2012/01/ibooksitunes-u1.html

2012年1月20日金曜日

Appleが新しいiBooks、iBookstore、iTunes Uを発表


Appleが19日ニューヨークで開いたイベントで、新製品の発表会を行った。
詳細はプレスリリース、IT系情報サイトが詳しい。

Apple - Press Info - Apple Reinvents Textbooks with iBooks 2 for iPad
http://www.apple.com/pr/library/2012/01/19Apple-Reinvents-Textbooks-with-iBooks-2-for-iPad.html


Apple - Press Info - Apple Unveils All-New iTunes U App for iPad, iPhone & iPod touch
http://www.apple.com/pr/library/2012/01/19Apple-Unveils-All-New-iTunes-U-App-for-iPad-iPhone-iPod-touch.html


Apple、iPad向け電子書籍閲覧アプリ「iBooks 2」をリリース - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120120/378941/

アップル、一新された「iTunes U」アプリをリリース
http://www.computerworld.jp/contents/201512


今回の発表内容は、大きく2つに分けられる。

1)iBooks関連

  • iBooks2を発表。「動的で魅力的、インタラクティブ(dynamic, engaging and truly interactive)」な電子教科書のフォーマットに対応
  • Mifflin Harcourt、 McGraw-Hill、PearsonがiBookstoreにて電子教科書を販売
  • iBooksで閲覧可能な電子教科書を作成できるMacアプリ「iBooks Author」を発表

2)iTunes U関連

  • iTunes Uを刷新。ビデオだけでなく、講義概要やシラバス、配布資料もまとめて配布できる「Course Pack」を用意


それぞれ、詳細は以下の通りである。

1)iBooks関連
iBooksに対応する書籍フォーマットが増えた。ePubとPDFに加え、より表現力の高いiBooks専用フォーマット(拡張子は".ibooks"。iBook Authorが生成するのは".iba")が開発された。ibaファイルを生成するiBook Authorが無料で配布され、比較的容易にibooksファイルを作ることができる。ibooksファイルはePubとの互換性は限定的である。

ibooksファイルは、今後電子書籍の代表的なフォーマットになる可能性がある。発表が教育関連イベントということで「電子教科書(educational textbook: e-textbook)」と強調されていたが、教育用途でない電子書籍を作ることも、もちろん可能である。

2)iTunes関連
「Course Pack」の導入によって、オープンコースウェア(OpenCourseWare:OCW)にかなり近い構成で、講義に関連する教材をまとめて提供できるようになった。これまでiTunes UではビデオとePubファイルしか提供できず、シラバス含めた教材を構造化して見せられなかった。新しいiTunes Uの機能を使えば、OCWの機能とほぼ同じものをiTunes U上に設けることができる。
また、iTunes Uは大学だけでなく初中等教育機関(現状、教育委員会レベルに限られる)でもコンテンツが提供できるようになった。


後日、解説記事を掲載する予定です。

2012年1月19日木曜日

電子教科書の一括購入で米国5大学が連携

コーネル大学、カリフォルニア大学バークレー校など米国5大学がMcGraw-Hillの電子教科書を一括購入することで合意した。

電子教科書を導入する利点の一つは、学費の大きな部分を占める教科書購入代を削減できることである。しかし現状、費用削減の効果は限られるとの分析もある。これについては以前本サイトでも掲載した(EDUCAUSE Quarterlyの調査)。

OpenEducation Update JP: 電子教科書のコスト削減効果についての調査 http://oedupdate.jamsquare.org/2012/01/e-textbooks-saved-many-students-only-1.html


ソフトウェアのアカデミックライセンス購入に近い考え方ともいえる。
教育コストを抑えることを目指す取り組みとして注目したい。

5 Colleges to Test Bulk-Purchasing of e-Textbooks - Technology - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/5-Colleges-to-Test/130373/?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en

MentorMob:教材になるウェブページの「プレイリスト」

MentorMobは、特定のテーマに基づいてウェブページを順番に閲覧できる「プレイリスト」を作成し、簡易に教材を作ることができるウェブサイト。サイト上でWikipediaやYoutubeを順序立てて並べたプレイリストをユーザ間で共有できる。

「教材」と呼ぶにはざっくりしたものだが、あるテーマについての情報源をまとめるポートフォリオとしても使えるかもしれない。

ウェブ上に散在するOER(オープンな教育資源)を「プレイリスト」のようなリンクを作りまとめる取り組みは、カリフォルニア州カレッジの電子教科書プロジェクトにも見られる。

The Shigeta Way: 【記事解説】カリフォルニア州で進む、電子教科書を使った教育 http://shige.jamsquare.org/2010/12/blog-post.html

OERの普及が進むに従い、ウェブ上に散在するOERを学習目標に応じてリンクさせることで効果的に見つけさせる情報基盤(プラットフォーム)の重要性が増している。

MentorMob - Learn What You Want, Teach What You Love - MentorMob
http://www.mentormob.com/splash

2012年1月17日火曜日

美術史のウェブ教材「SmartHistory」

美術史の教科書や自学自習の資料に使える「ウェブブック」。ビデオを使って年代やスタイル、画家ごとに美術史を解説する。ビデオでは絵画を静止画で見せながら、音声で解説が加えられる。

ビデオをいくつか見てみたが、大変わかりやすい(英語であることをのぞいて)。美術館へ行く前に予習するのにもいいかもしれない。映像の特徴を上手に生かした電子教材であり、電子教科書の素材にも使えるだろう。

2011年10月にKhan Academyと統合された。Khan Academyの勢いを感じる。

Smarthistory: a multimedia web-book about art and art history
http://smarthistory.khanacademy.org/

2012年1月16日月曜日

苅谷剛彦「『小さな政府』に高等教育は可能か -イギリスから見た日本の大学の問題点-」

今月の「中央公論」に寄せられた、苅谷先生(教育社会学)の寄稿。教育を市場原理に任せきることは近い将来の「合理的な選択」は生み出すが、中長期的には必ずしも望ましい結果にはつながらない。教育のような中長期的な営みであれば、その弊害はさらに強まる。

知的にしか解決できない課題に直面する中で、大学になし得ることが多くあるとする。このとき、社会に貢献するために大学人に求められる「知性」とはどのようなものであろうか?深く考えさせられる。

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(以下引用)

…だから、大学教育だけを嘆いても始まらない。公的資金を最小限にした「小さな政府」にしておいて市場に任せれば、現状の大学教育市場、人材形成市場を前提にした合理的な選択がとられるのが前提である。変えるためのインセンティブがないのだから、その構造が大きく変わるまで、少数の先端事例を除けば、じり貧になりつつも現状が続くのだろう。あるいは企業を含め日本全体が、全体としてみればマイナスを生み続けている、その不合理さから集合的に脱することができるのか。

大学になし得ること、やるべきことは山積している。日本も世界も、知的にしか解決できない課題に直面しているからだ。問われているのは、日本という社会そのものである。

(苅谷剛彦「『小さな政府』に高等教育は可能か -イギリスから見た日本の大学の問題点-」中央公論 2012.2)
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※2012.1.16
苅谷先生のお名前を誤記しており、訂正致しました。

Facebookに故人の学生を登録する試み

大学の図書館員が故人の学生をFacebookに登録し、今の学生にインターネットやソーシャルメディアがなかった頃の学生生活を知ってもらおうとしていた。故人の家族にも了解を取った上での取り組みで、学生からのコメントも数多く寄せられていたが、Facebook側により規約に従い削除された。

現在、この学生のプロフィールをFacebookページとして再度立ち上げようとしているが、過去に寄せられたコメントを復帰させることはできない。故人をFacebookに登録したことに問題はあったかもしれないが、Facebook上で故人の人生をタイムシフトして現在の時間と同期させることで、昔の生活をより生き生きと体感できそうである。新しい伝記の楽しみ方として、リアルタイム性を持つメディアの使い方の一つになりうるかもしれない。

Facebook Deletes University's History Project for Violating Social Network's Rules - Wired Campus - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/facebook-deletes-universitys-history-project-for-violating-social-networks-rules/34918

2012年1月13日金曜日

大学のリサイクルPCを被災地に提供するプロジェクト

マイクロソフト、大学ICT推進協議会などが、大学で保有しているPCを再生して、被災地に無償で提供するプログラムを開始。マイクロソフトはソフトウェアを提供。

「東日本大震災 被災中小企業復興支援 再生PC寄贈プロジェクト」を開始 — 大学ICT推進協議会
http://axies.jp/ja/news/2012-01-11

オンライン学習プログラム「Openness in Education」

オープンエデュケーションのエバンジェリストDavid Willeyが、「Openness in Education(教育の開放?)」をオンラインで開講。OERやオープンアクセスなど、教育のオープン化に関わるトピックを幅広く取り上げる。自由に参加でき、参加者はブログを立ち上げ意見や質問を投稿する。Mozilla Open Badge Structureを用いた認定証(Badge)も与えられる。

参加はしなくとも、学習のためページ内に設けられた記事やビデオを見るだけでも参考になる。興味をお持ちの方は、参加されてはいかがだろうか。

Welcome
http://openeducation.us/welcome

2012年1月12日木曜日

来週のアップルイベントは教育関連

来週ニューヨークで開かれるアップルのイベントは、教育関連であると報道陣に伝えられている。

iTunes UやiBookでの教科書配布、ePub関連との噂も飛び交っている。

様々な教科書会社やカレッジ等によるプロジェクトにより、電子教科書の質、量は急速に増えつつあるが、それらを統合して使えるようにする土台となるシステム「プラットフォーム」が整っていないことが課題になっている。アップルの提案が有効なソリューションとなるのか、発表に期待したい。

アップル、1月19日に「教育イベント」を開催へ - CNET Japan
http://m.japan.cnet.com/#story,35013000

「教育クラウド」のメリット・デメリット

クラウドコンピューティングを教育向けに特化し、校務処理・成績処理・グループウェア・デジタル教材に使う「教育クラウド」。

震災など自然災害によるデータ消失や機器の維持コスト削減に効果が大きい。
一方で、初期投資や個人情報の保護、既存の帳票類の移行方法や紙ベースの教材の扱い方に課題も見られる。

「教育クラウド」が学校情報を救う:野間俊彦「現役副校長が語るIT教育の今」 - http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20111125/1039217//

2012年1月11日水曜日

電子書籍リーダー Nook が NY Times年間購読で無料に

米国の大手書店Barnes&Nobleの電子書籍Nook。下位機種のNook Simple TouchがNYTimesの一年間契約(月19.99ドル)により無料で手に入る。

電子書籍端末を普及させるビジネスモデルの一つになり得そうである。

B&N の電子書籍リーダー Nook が NY Times年間購読で無料に -- Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2012/01/09/bandn-nook-ny-times/

オンライン学習グループが発行する「認定バッジ」


インターネット上で学習者が集まり学び教えあう、オンラインのスタディグループが広がっている。最近、これらのサイトが学習により身についた能力を認定する「バッジ」を発行し、スタディグループでの学びを認証する仕組みを導入し始めている。

Khan AcademyやOpenStudyでは既に導入されており、最近話題となったMITxでも、達成度に応じてMITからの何らかの認定証が発行される予定である。Firefoxの開発で知られるMozillaも同様の仕組みを提唱している。

学習者がバッジを取りにくいような困難な学習にチャレンジしなくなることを危惧する見方もある。一方で、求められる職能の変化が激しい労働市場においては、就職希望者がオンラインで学習しバッジを得ることで、より有利な就職機会を得られる可能性もあると考えられている。


'Badges' Earned Online Pose Challenge to Traditional College Diplomas - College 2.0 - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/Badges-Earned-Online-Pose/130241/?sid=cc&utm_source=cc&utm_medium=en#top

2012年1月10日火曜日

"Open Education"の単語は学術分野でどう扱われてきたか

ERICの検索結果を参考に、学術分野において"Open Education"という単語がどう扱われてきたかを検討した。結果、1970年前後に欧米を発祥とした「Open Education "System"(教育システムのオープン化)」の運動が初中等教育現場で活発となり、いわゆるオープンスクール運動や学校外における教育実践が盛んに行われていたことがわかった。学術雑誌においても1970年前半をピークに概念提唱や実践報告が多く行われたが、学習効果に課題も見られ、70年代後半には下火になったようである。

当時提唱された「教育システムのオープン化」と教育技術(Educational Technology)の利用は、相容れないものと考えられていたようだが、一部で両者の融合にメリットがあるとの論も唱えられていた。

Resnick, Lauren B. (1972) Open Education: Some Tasks for Technology, Educational Technology, 12, 1, 70-76, Jan 72


近年見られるような、テクノロジーを活用した教育のオープン化の議論が"Open Education"の単語を伴ってなされるようになったのは、以下論説が最初のようである。

Minds on Fire: Open Education, the Long Tail, and Learning 2.0 (2008) John Seely Brown and Richard P. Adler. EDUCAUSE Review.


ちなみに、Google Ngram Viewerを用いて"Open Education"の単語がある書籍を調べると、1970年前後に大きなピークがあることがわかる。この時期にOpen Educationについて紹介した書籍が数多く発行された。

Google Ngram Viewer -- Open Education

http://books.google.com/ngrams/graph?content=open+education&year_start=1800&year_end=2010&corpus=0&smoothing=3

新しいOLPCが教室でiPadに勝る5つの理由

先日発表された新しいOLPC(One Laptop Per Child:いわゆる100ドルPC)をiPadと比較したレビュー。
iPadより丈夫で安価、使いやすく太陽電池も付いてフィールドワーク向き、iPadより優れたスクリーン。
要注目。
5 Reasons The OLPC Tablet Could Replace Classroom iPads | Edudemic
http://edudemic.com/2012/01/olpc-tablet/

2012年1月6日金曜日

スタンフォード大学 'Flipped Classroom' を巡る議論

スタンフォード大学の授業 “CS229A: Applied Machine Learning”で取り入れられた"Flipped learning"をめぐる話題。

Debating the 'Flipped Classroom' at Stanford - Wired Campus - The Chronicle of Higher Education http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/debating-the-flipped-classroom-at-stanford/34811?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en

アジア各国で増える研究開発投資

研究開発投資が最も増加したトップ5カ国に、中国・マレーシア・タイ・シンガポール・台湾が並ぶ。米国でも増額しているが、アジア各国では更に伸びている。

Asia Will Power Growth in Research and Development This Year - Planet Academe - The Chronicle of Higher Education

http://chronicle.com/blogs/planet/2012/01/04/asia-will-power-growth-in-research-and-development-this-year/?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en

2012年1月5日木曜日

電子教科書のコスト削減効果についての調査

EDUCAUSE Quarterleyに掲載された調査。Daytona state college(FL)の事例。
学生は電子教科書の導入によって教科書代をほとんど削減できていないとの結果。

29%の学生が教科書代が高いため教科書を買わず、約25%の学生が履修数を減らしている。
学生の半数が価格や使い勝手など電子教科書に不満を持っているが、教科書を安く手に入れる手段となるならば使いたいと考えている。

Twenty-nine percent of respondents said they had avoided purchasing a textbook because of its high cost at least once, and nearly a quarter of respondents said they actually took fewer credit hours in a semester because of the cost burden of books.

E-Textbooks Saved Many Students Only $1 - Wired Campus - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/new-study-shows-e-textbooks-saved-many-students-only-1/34793

A Study of Four Textbook Distribution Models (EDUCAUSE Quarterly) | EDUCAUSE http://www.educause.edu/EDUCAUSE+Quarterly/EDUCAUSEQuarterlyMagazineVolum/AStudyofFourTextbookDistributi/242784

IIT(インド工科大学)がMIT OCWに教育コンテンツを提供

IITで制作したビデオ教材がiTunes Store(iTunes U?)で提供される。Times of Indiaでも報じられているが、謎が多い。

インドでは"Sakshat"と呼ばれるウェブサイトで、教師・学生向けの教材やより講義形式に近いビデオ教材が提供されている。一部ビデオを見てみたが、オープニングもインドらしい仕上がりである。

Indian Institutes of Technology to Join MIT's OpenCourseWare Effort - The Global Ticker - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogs/global/indian-institutes-of-technology-to-join-mits-opencourseware-effort/31752

Now, classroom content of IITs can be accessed by MIT students - Times Of India http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2012-01-02/news/30580988_1_nptel-iits-technology-enhanced-learning

Sakshat http://www.sakshat.ac.in/

大学サービスの「ワンストップ・モデル」の試行

バージニア大学(Virginia Commonwealth University)の事例。大学の窓口を一箇所にまとめる「ワンストップ・ショップ」を設置し、利便性を高めることを狙う。

One-Stop Shops for Student Services Aim to Eliminate Hassle - Students - The Chronicle of Higher Education -
http://chronicle.com/article/One-Stop-Shops-for-Student/130069/

Homeschool World: ホームスクールの情報サイト

両親やチューターによる家庭での学習「ホームスクール」に関わる人々のコミュニティサイト。カリキュラムや教材、フォーラムも用意される。

Homeschool World - "The World's Most Visited Homeschool Site" -
http://www.home-school.com/

今月のアップルイベントは教育関連?

iTunes UやiBook Storeの刷新も予想される。電子教科書の市場は今後拡大が予想され、アップルの動きが注目される。

Apple's January Media Event to Involve Digital Textbooks and Education? - MacRumors.com
http://www.macrumors.com/2012/01/03/apples-january-media-event-to-involve-digital-textbooks-and-education/

米国カレッジの専攻による就職率の違い

保健や教育は就職率が高く、建築は低い。全般的に高校のみ卒業と比べると、就職率は高くなる。

Unemployment Varies by College Major, Study Finds - Students - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/Unemployment-Varies-by-College/130212/?sid=gn&utm_source=gn&utm_medium=en

大地震後のハイチ高等教育の現状

国の方針転換により初中等教育に力が入れられていること、予算の不足などの理由により、大学の教育環境は十分に復活していない。

Haitian Universities Struggle to Rebound - Global - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/Haitian-Universities-Struggle/130170/?sid=gn&utm_source=gn&utm_medium=en

営利・非営利大学の卒業生比較

営利大学と非営利大学の卒業生の比較研究。営利大学の学生の方が学生の定着率が高く卒業年月も短いが、卒業後の就職率や給料は低くなる傾向がある。ハーバード大学の経済学者らによる研究結果。

Study Finds Mixed Results for Students Attending For-Profit Colleges - The Ticker - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogs/ticker/study-finds-mixed-results-for-students-attending-for-profit-colleges/39474?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en

The For-Profit Postsecondary School Sector: Nimble Critters or Agile Predators? http://www.nber.org/papers/w17710

2012年1月3日火曜日

中学生の電子教科書に対する意見(NYTimes)

米国の中学2年生による意見。大学にとどまらず、早晩中学校高校でも電子教科書を使うようになりそうだが、コンピューターをもっていない学生も多い。電子教科書を読める端末を持っているかどうかで学びの成功が左右されてしまうことを危惧している。

Letters - A Student’s View on E-Textbooks - NYTimes.com
http://www.nytimes.com/2011/12/25/business/letters-a-students-view-on-e-textbooks.html?_r=1&smid=tw-nytimesbusiness&seid=auto

2011 Online Learning

https://www.chronicle-store.com/Store/ProductDetails.aspx?CO=CQ&ID=78602&cid=ol_nlb_wc

ミネソタ大学で学生の講義収録を制限

ミネソタ大学では、学生が講義を自主的に録画・編集してLMSにアップロードしたことが問題となり、講義収録を制限するルールが議論されている。
当初、学生による自主的な講義収録を全面的に禁止するルールが考案されていたが、現在、収録される全員が同意すれば許可されるルールが検討されている。

U. of Missouri Softens Limits on Recording of Lectures - The Ticker - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogs/ticker/u-of-missouri-softens-limits-on-recording-of-lectures/39440?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en

2012年1月2日月曜日

学校にもIT:日本経済新聞


学校の教育現場にIT(情報技術)を導入する動きが始まっている。個別の対応がしやすくなり、IT機器を使いこなす力も身に付くとの期待がある。一方、多額の財源や、視力低下など健康への影響を心配する声もある。2012年は国が選んだモデル校で授業が本格化する。学びの改革には多くの課題克服が必要になる。


授業で使用される電子黒板(東京都葛飾区の本田小)
国は20年までに全児童生徒に米アップルのiPad(アイパッド)のような携帯型の情報端末を1台ずつ配る目標を掲げている。政府のIT戦略本部が10年6月に決めた。

実現を担うのは総務省と文部科学省だ。総務省が情報端末や通信環境の整備、文科省が教材開発や教員の支援を受け持つ。

両省はモデル校となる小中学校と特別支援学校を20校選定。一部で情報端末を使った授業を始めた。12年はモデル校で使うデジタル教材が出そろい、教育効果の実証研究が本格的に行われる。

高等教育にもIT化の波が押し寄せる。その一つが大学の講義をインターネットで無償公開する「オープンコースウエア(OCW)」。米国が発祥で、日本では東京、京都、早稲田、慶応など有力大24校が始めた。時間や場所に制限されず、誰もが高等教育に触れられる環境が整いつつある‥


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引用元:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/